インスペクション(住宅診断)の重要性

今日は「屋根の棟板金が浮いているみたいで心配」というお宅に調査に伺ってきました。

2年前に中古物件を購入する際に耐震補強工事と白アリ予防工事を任せてもらったお客様です。

見ると棟板金を止めている釘に浮きがあるのと屋根材の表面が劣化してきていたので足場を組んで再調査、棟板金の止め釘の打ち替え、屋根の塗装を提案させて頂くことになりました。

リフォーム済物件で外観もキレイになっていたので納得しての購入でしたが、屋根とか床下とかなど一般の人だと見落としてしまいがちな部位があるので高い買い物だけに購入を決める前に専門の人に見てもらうことがとても大事です。

数年前から中古住宅を購入する際には仲介業者から重要事項説明にインスペクション(住宅診断)を希望するかを伝えることが義務付けられました。

費用も掛かるのでなかなか浸透はしていませんが、トラブル回避やその後のメンテナンスの費用などを考えたら見てもらうことの方が安心できると思います。

これから外壁塗装を行う予定のある方は屋根の調査なども合わせて検討することをお勧めします。

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