インスペクション水漏れ事例

「1階リビングの一部天井より水漏れしたので原因を調べて欲しい」とのことで診断の依頼受けました。                            しかし今回の依頼までは                                                 ①水漏れは2020年11月に発生して建築した工務店に修繕を依頼。                            ②工務店が手配した水道業者に来てもらいリビングの水漏れした部分の天井を一部剥がしたところ、100ℓ位の水が流れ落ち床が水浸し。すぐに原因を調べてくれましたが結果は「水漏れが発生した箇所の2階に洗面台があるが、配管や水道メーターをしらべたが給水も漏れはなく原因不明」とのことだった。                                                             ③しかし工務店は「水漏れが発生した箇所の2階部分の洗面台からの給水漏れしか考えられない」と洗面台の交換と給水管の取り換えを勧められる。                                                             ④これにはⅠ様は納得いかず、2階の洗面台は10年以上も使用していないし水道業者が異常無しと言っているのにおかしいと思い、天井の一部を剥がしたまま1年位自ら原因を考える。                                                                          ⑤2020年2月に工務店に外壁塗装の工事をしてもらった際の高圧洗浄が原因では?と思い込む。                                          ⑥弁護士に相談したところ第3者に診断を依頼するといいとアドバイスを頂く。                                        との事でした。                                                               天井裏、小屋裏、室内、外周と考えられる原因を色々と調べましたが、やはり工務店が手配した水道業者の言う通り異常は無く原因は不明のミステリー案件でした。

それでもⅠ様は第3者に見てもらった安心と当社の見解・説明で納得してもらった様です。

しかし水が突然湧いてくるはずもなく必ずどこかに問題が隠れています。

時間が経過してしまっていることや業者が手を付けてしまっていることで本当の原因が見えにくくなってしまいます。

問題が起きたら早めに第三者のインスペクション(住宅診断)に依頼して見てもらうことをお勧めします。

記事一覧