毎日窓を開けていますか？

本日は、戸袋の中に鳥が巣を作ってしまったと連絡を頂き調査に行ってきました。

長期間にわたって雨戸を出したままにしたことで戸袋内が空洞状態となり、そこにムクドリが巣作りをしていたようです。

近年はこのうようなご依頼が多くなっていますが、空き家になっていたり、核家族化、子供の大学進学などで家族数が減ったことなどにより部屋を使用しなくなったことが要因のようです。

また、高齢者のみの世帯のため２階に上がることがなく締め切ったままにする住宅も多くあり、それが原因でダニやゴキブリなどの発生や湿気によって建物を劣化させてしまっていることも多くなってきています。

この前お問合せを頂いた家では、ご両親が亡くなったことで実家が空き家となり遠方の息子さんが年に数回足を運んで管理しているとのことでしたが、時間や金銭的にかなりの負担になっているようでした。

今回は鳥が巣を作ってしまった程度ですが、雨漏りを起こしていたり、シロアリの被害にあっていたりと甚大な被害になることもあるので、少なくても定期的な建物点検をすることが重要です。

近年は終活をされている話を耳にするようになりましたが、一番困るのが住宅の片づけではないかと思います。

出来ることであれば将来的には資産的な運用ができることが望ましいと思います。

そのためにも定期的な点検と早い段階からしっかりと手を掛けていくことが大切です。