住宅診断

島田市ー基礎ひび割れ

建物診断の床下点検では基礎にひび割れがないかチェックをしています

基礎のひび割れは0.3mm未満の場合はヘアークラックと呼ばれて補修は不要と言われたりしています。

そのハッキリした根拠は分かりませんが、たぶん品確法「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で0.3mm未満なら瑕疵が存在する可能性が低いとしていることからと思われます。

しかし、基礎のひび割れは幅だけではなく深さにも注意が必要で、宅地建物取引業法で定められた「建物状況調査」の基準では、深さが20mm以上の欠損は劣化事象と判断されていたり、ヘアークラック程度のひび割れであっても数が多い場合は何らかの問題が潜んでいる可能性があると言われているのでヘアークラックだから一概に安心であるとは言えません。

他にもコンクリートのひび割れには様々な要因がありますが、それとは別にコンクリートは空気中の炭酸ガスによって中性化を起こします。

それによりコンクリート自体の強度が落ちる訳ではないとされていますが、基礎の場合は中に入っている鉄筋を錆びさせて強度を低下させる原因になるので安易に補修はいらないとは言えません。

ヘアークラックがあるからと、それだけで異常であるとか危険であるものではありませんが、ひび割れ補修の必要性の判断は、基礎の強度低下をさせないことにあります。

補修の必要性は、良好な状態を長期にわたって維持する観点から、鉄筋を錆びさせる危険性のあるひび割れのメンテナンスは大切だと考えています。

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