リフォーム 住宅診断

断熱材が齧られた

建物点検で床下の点検中に白いものが落ちていたので確認すると断熱材の破片がポロポロと落ちていました。

断熱材を確認してみると齧られた跡とネズミのものと思われる糞が落ちていました。

通気口などには小動物が侵入できる隙間や破損もあったことから、気が付かないうちに侵入されていたようです。

断熱材は僅かな隙間があっても期待する断熱性能は得られないので、写真で分かるように床板と断熱材の隙間や脱落、破損があったら施工し直す必要があります。

断熱材がダメだからといって家が直ぐに壊れてしまうことはありません。

しかし、結露による床板の劣化や暖房が効かず光熱費が掛かってしまうことになるので、近年のような電気代が高騰している状況を考えると早く直す方がお得だと思います。

一見するとたかが断熱材と思われるかもしれませんが、断熱材がないのは真冬に薄着でいるようなものです。

そもそも断熱がなかったり、施工不良で隙間だらけだったりする家も数多くあります。

自分の家は大丈夫か一度確認をしておくことが良いと思います。

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