見えないだけでウイルスはいる

本日は、以前に鳩対策の調査に伺ったビルの糞除去と除菌工事に行ってきました。

以前のブログにも載せましたが、鳩の糞には様々な菌やダニなどが生息しています。

感染症としてはクリプトコッカス症というカビの一種が有名で、舞い上がった粉塵を口や鼻から吸い込むと肺の中で増殖し、体力が低下している人などが感染すると重症化する恐れがあるので、たかが糞とは侮れません。

そのため、手袋・防護服・防護メガネ・マスクなどの防護対策を十分にとり作業にあたっています。

私たちは目に見えて実害があると恐れますが、本来は見えない敵ほど怖いものはないのではと思います。

気温が下がり始めて新型コロナウイルスが少しずつ増えはじめていますが、3年目ということもありウイルスが分かってきたことや重症化リスクが低いということもあって警戒心が薄くなりウイルスの存在さえ忘れてしまってきているように思います。

しかし、インフルエンザやアメリカなどで危惧されているRSウイルスなどの同時感染の恐れもあるとされているのでウイルスの存在は決して無視できません。

私の知り合いに子供が感染して、かなり苦しんだので親として、とても辛かったという話を聞いていますが、目に見えなくても大切な人を苦しめるウイルスがいなくなったわけではないので、正しく恐れて密でのマスクや除菌を徹底して欲しいと思います。

今日から師走です。2022年もよい締めくくりを迎えられるよう気を引き締めて行動しましょうね。

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