牧之原市以西にイエシロアリが多い

今日は御前崎市の施設に白ありの点検に行ってきました。

白ありの施工は薬剤を散布して駆除や予防をする工法が多く用いられますが、今日点検に伺った建物は外周にステーションと呼ぶ筒を囲むように埋込み、そこに特殊な薬剤を入れて建物に侵入しようとしている白ありを巣ごと駆除をする工法で、そのシステムのメンテナンスのための点検です。

安全性の高い薬剤でかつ少量のため環境や人に優しいく年間を通じて良好な状態を維持管理していく優れた工法になります。

本来は地面にセットするだけですが、写真は重点ポイントで壁の中にも万が一に備えて監視できるようにしたものです。

御前崎市は白ありの中でも被害が大きくなるイエシロアリの生息地域です。

大きいものでは直径1mほどにもなる巣をつくり乾燥した木材も食害します。

また、床下だけでなく基礎の外からも侵入してくるので、イエシロアリから大切な住まいを守るには、巣ごと駆除をする、こうした工法がとても有効になります。

牧之原市以西の海岸に近いところに毎年発生しているので興味がある人は声をかけてくださいね。

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