建物検査をしよう!

本日は、1999年の新築時に白アリ予防をさせて頂いたお客様から、羽アリが出たので見てほしいと連絡があり調査に行ってきました。

ヤシロでは施工を任せて頂いてから5年間アフターサービスとして毎年無料の建物点検を実施しています。

5年経過以降はお客様の依頼があっての実施となりますが、それ以降も出来るだけ対応させてもらっています。

健康診断や車の定期点検などは費用が掛かり面倒でも実施しますが、家のことは建築後は問題が発生するまで何もしていない人が多いようです。

今回のお客様も特に気にすることなく23年が経過しまい、白アリの発生に至ってしまったとのことです。

建築基準法で有効な防腐措置と白アリその他の虫による害を防ぐための措置を講じることとされているように、何もしなければ白アリによる被害を受ける可能性があるということになります。

土台や柱など建物を支えている主要な部分が被害に合うと耐震性を損ない、その修繕に大きな支出が必要となりローン返済と合わせて家計に重くのしかかってしまいます。

毎年建物点検を実施していて思うことは家は必ず経年劣化するということです。

そして、その劣化で特に問題となるのが白アリ薬剤の効果切れによる白アリ被害、外壁塗装の劣化、目地コーキング材欠損での雨水の侵入による腐朽は本当に多く見られる現象です。

家を長期にわたって良い状態を保ち次の世代へ引き継ぐためのメンテナンス時期は、一般的に白アリ予防は5年、外壁塗装は10年で行うことが推奨されています。

定期的な点検とメンテナンスをしないというのは保険に入らないで車を運転するようなものです。

何かあってからでは遅いですから、先ずは定期点検からでも始めませんか?

 

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