建物定期点検を実施して

本日も建物定期点検に行って来ました。

建物点検では外構周りから外壁劣化や床下のシロアリの発生に排水漏れ、断熱材の脱落などと様々な劣化事象が発生していないかを見ていきます。

高齢化社会において、住宅も長く良い状態でいてもらいたいものですが、建物は残念ながら経年劣化を起こしてしまうものです。

多く見られる劣化はシロアリ被害、外壁塗装劣化による雨漏れ、給湯器などの設備劣化、断熱材の脱落に配管の腐食や床板の劣化などになります。

建物を長く良い状態を保つために一番に気を付けたいことは湿気(水)を与えないことになります。

建物のにおける設備や床材、室内仕上の壁紙などは表面的な、ある意味消耗品の劣化ですが、シロアリ被害や雨漏りによる腐朽、結露によるカビは建物自体の強度を損ない建物の寿命を縮めてしまう事象になるので、発生させないことがとても重要になってきます。

問題が発生する前にメンテナンス費用をかけることは、とても負担に感じてしまうものですが、建物の寿命を延ばすためには必須と言っても過言ではありません。

先ずは、現状を知ること、そして定期的な建物点検を実施して適切なメンテナンスをして下さいね。

写真は、水漏れによる腐朽と白アリによる食害で激しく劣化した束柱になります。

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