床下調湿材の効果

昨年白アリ駆除と合わせて部分的に床下調湿材の工事でお世話になったお客様より、床下調湿材追加工事の依頼を受け本日伺ってきました。

計画的に毎年少しずづ施工して、最終的には床下全体に床下調湿材が敷き詰められるようにするというご希望です。

床下調湿材の効果としては一般的に、

①床下の湿気(吸収・放湿)をコントロール

②効果は長期間持続

③100~150%の高い吸収率で雨漏りの水等も吸い取る

④人畜無害、公害無し、不燃・無臭

⑤乾燥するので衛生害虫や腐りの予防に役立つ

以上の特徴が床下調湿材には期待できますのでぜひお勧めです。

また、木材(土台・柱など)の強度は水分含有率で変化します。

湿気が多く水分を多く含むと木材の強度は低下してしまうので、耐震性の観点からも通気の良い乾燥した状態にすることが望ましいです。

寿命100年と言われる時代、30歳頃に建てた住宅も70歳と高齢になります。

日本の住宅の寿命は30年とも言われているので、計画的にしっかりメンテナンスをしないと高齢になってから建て直しや大きな改修が必要になることが考えられます。

高齢化社会を想像して計画的なメンテナンスを考えてみてはどうでしょうか?

 

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