天井裏に断熱材がない
天井からコトコト音がすると藤枝市の方から相談があり調査に伺いました。
天井裏を調査すると鼠の糞がありましたが、かなり古いものから新しそうなものまでいくつも落ちていて、糞の量などからすると以前から出入りされていたものと思われます。
天井裏では確認できる範囲では、侵入できそうな穴等はなく、天井に断熱材が入っていないことから、壁にも断熱等が入っていないようなので床下に侵入したネズミが壁をのぼり天井裏へと侵入したものと思われます。
糞尿などの臭いがあると生息や侵入を繰り返される恐れがあることや、ダニなどの発生もあるので侵入経路を絶つことと共に糞などの撤去をすることが必要になります。
よく天井裏の調査をしますが、天井裏に断熱材がなく壁にも気流止め等がない家を多く見かけます。
私も以前は冬は寒いものだと思い考えもしていませんでしたが、家ってこんな造りになっていたんだと今更ながら驚いてしまいます。
これでは寒い訳ですね。
電気代が値上がりが著しく家計を圧迫させていますが、実際どれくらい上がっているかご存じでしょうか?
エネルギー情報センターの資料には平均単価として2020年2月頃19.43円/kwが2022年6月には26.25円/kwと7円近く値上がっています。
単価では大きな値上がりに見えませんが、年間の平均で20%を超える値上がりになります。
政府が支援をしてくれると言っていますが、それも限定的なので油断はできません。
これから寒さが厳しくなり光熱費も嵩んでしまう季節なので、電気や灯油を少しでも抑えられるように断熱材を入れるなど早めに冬支度をすることが賢明な気がします。
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