基礎ひび割れ

本日は焼津市のお客様宅へ床下点検に伺いました。

床下点検をしていると、基礎のひび割れを発見しましたが、よく見てみると、ヒビが縦だけでなく途中から横にもヒビがはいってしまっていました。

基礎のひび割れの要因は乾燥や地震、経年劣化、不同沈下など様々です。

国土交通省の既存住宅インスペクション・ガイドラインでは幅0.5mm以上のひび割れ、又は20mm以上の欠損が生じている状態を劣化事象としています。

ひび割れの幅が0.3mm以下のヘアークラックと呼ばれる軽度なものであれば心配する程ではないと思いますが、それ以上のひび割れがあった場合には、強度に問題があったり、劣化が進む恐れがあるので補修をすることをお勧めします。

たまに見かける補修に基礎外部からボンド等でひび割れ箇所に蓋をするような補修をされているケースがありますが、全く効果がないので補修される時には注意をしてもらえたらと思います。

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