土間コンクリートに油断しない
今日のシロアリ工事は、鉄骨造の倉庫で土間がコンクリートになっている現場でした。
下の写真はその現場のシロアリが侵入したあとです。
一見するとどこから侵入したのかと思いますが、シロアリは蟻酸を持っておりコンクリートを溶かす能力があるのでコンクリートだからと言って油断はできないのです。
また基礎の僅かなひび割れや配管の隙間を通って侵入するケースもよくあります。
最近の住宅は床下が土間コンクリートになっているので、コンクリートだから大丈夫だとか、キレイだからとか、湿気ていないからと安心をしきっている話を耳にしますが大違いです。
床下は陽が当たらず通気もない、またコンクリートは水分を保とうとする性質をもつとともに結露をしやすい特徴があるので、一見湿気のない床下に見えますがシロアリにとっては十分な湿度があるのです。
大切なマイホームを長く良い状態を維持するために是非床下の定期点検は行ってくださいね。