まん延解除でもウイルスがいなくなった訳じゃない

ゴールデンウィークが明けて全国的に新型コロナウイルス感染者が増加しています。

そうした中、本日は吉田町の工場で感染者が出たため除菌をしてほしいと依頼があり急遽除菌作業に行ってきました。

WHOなどもエアロゾル感染を指摘していますが、昨年の夏、年明けの冬と感染者が多かったことを考えると、暑かったり寒かったりすることで室内に閉じこもり密な空間をつくってしまうことが一つの要因のような気がしています。

そう考えるとマスクをすることが困難な幼児を預かる保育所や家庭内などで感染者が増えたのも理屈が合うように思います。

まん延防止が解除されたことで、まるでコロナウイルスが無くなったかのように出歩くようになれば、ウイルスの変異の仕方によってはまた多くの人が感染して経済だけでなく大切な人の健康さえも蝕むのではと危惧します。

重症化はしなくても後遺症で苦しんでいる人は未だに多くいます。

また、世界的に子供の原因不明な急性肝炎が増えていますが、日本でも4月25日に厚労省が16歳以下の子供が肝炎で入院していることを発表して28日にはさらに2人報告されています。

現在のところアデノウイルスの可能性と新型コロナウイルスとの関連性が懸念されていますが、最悪は肝移植を必要とするとのことなので気になります。

以前のような重症化はあまりみられないようですが持病を持っている人はまだ油断はできません。

お客様の中に「死にかけた」という方もいましたが、私も高血圧症で薬を服用しているので他人事とは思えません。

極端に恐れて我慢をする必要はないと思いますが、ウイルスが無くなった訳ではないので室内でのマスクの着用や密の空間に長い時間いないなどを意識して夏を楽しんでもらえたらと思います。

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