住宅診断
電気代が上がる前に
本日は、断熱がどうなっているか気になると連絡があり調査に行ってきました。
床には断熱材が取り付けられていましたが、そのほとんどが落下をしていて写真のような状態になっていました。
断熱材は隙間なく取り付けてはじめて効果があります。
しか残念ながら、断熱材の必要性や施工技術を理解している建築会社や職人が少なかったために、かなり多くの建物がこのような状態になっています。
たかが断熱材と思われる人もいるかも知れませんが、快適さや省エネにかなり違いが出てしまうので、軽んじることは出来ません。
いよいよ11月から国の援助がなくなるので電気代が大幅に上がります。
断熱材の施工不良や種類によっては経年劣化を起こしているものもあるので、物価上昇、エネルギー高騰の波をまともに受けないためにも早めに点検をして、断熱性能を見直すことをお勧めします。
また、外気の影響を大きく受ける窓には二重窓(内窓)が最適です。
50%近い補助も出ているので今がチャンスです。