リフォーム
環境改善
牧之原市ー床下調湿材
本日は、いつもお世話になっている工務店様のご依頼で牧之原市のお寺の工事にいってきました。
伝統的な建造物のため随分と年数が経っていることもあり、今回の改修工事で懸念される事象の改善工事も合わせてすることになったそうです。
その一つが床下の湿気対策です。
床下はそれでなくても湿気が多いものですが、寺院ということもあり山を背にして庭には池もあるので湿気はかなり強くあり、長期にわたって良好な状態で維持していくには何らかの改善は不可欠です。
依頼された内容はシロアリ予防工事の後、防湿シートを敷いた上に調湿材敷きです。
本来は湿気対策には換気を高めることが一番だと思うのですが、予算の都合もあるとのことで調湿材だけになったそうです。
調湿材はケイ酸(ケイ石)とカルシウム(生石灰)を反応させた人工骨材でつくられたものを採用されました。
多孔質で安定し吸排湿能力に優れ、床下調湿材として大きな効果を発揮します。
通り一遍な工事をする会社が多い中で、色々な環境や建て方、そして予算など今出来る最善を考えている大工さんには頭が下がります。
私たちもそんな会社を目指したいと思います。
