住宅診断
環境改善
島田市ー束石がボロボロに!
建物点検で床下の調査をすると束石が写真のように何か所も激しく劣化をしているのが確認されました。
床下の環境は通気が悪く、土壌は少しの時間でも着ているツナギが濡れてしまう程の水分を含んでいました。
海砂を使ったコンクリートや土壌に硫酸塩が多く含まれている場合などでコンクリート劣化が起こりボロボロになってしまいます。
直ぐに床が抜けてしまうことはありませんが、床板の劣化を早めてしまう要因になるので、出来ることであれば補強することが望ましいと思います。
近年のコンクリートで海砂を使ったという話を聞きませんが、40年以前には粗悪な砂が出回っていたようです。
床下では様々な劣化事象が起こっていることがあります。
大きな問題が起こる前に定期的な建物点検をしてもらいたいと思います。