建物点検とメンテナンスは大切

本日は、いつもお世話になっている不動産屋様より建物点検のご依頼があり調査に行ってきました。

家主の事情で引越すことになり売りに出された物件で、築２～３年と新しいこともあり特に気になるところはありませんでした。

昔は不動産は資産とされてきましたが、最近では人口減少や少子化などによって空き家が増えて買手も付かず負債と言われるようになってきました。

藤枝市や焼津市の空き家率は約１０％と言われ、人口減少によってさらに空き家は増えていくとされているだけに、建物のコンディションを良くして価値を高めておく必要があります。

継ぎ手がいないからと手を掛けないという方がいますが、それは大きな間違いです。

親から古い家を相続して、売りたくても売れないし、解体すれば大きな費用が掛かり、更地にすれば固定資産が６倍になってしまうので解体もできない、ただ空き家を管理していかなけらばならず経済的な負担になっている方を何人も見てきました。

自分の代で使わなくなる家かも知れませんが、良い状態にしておかなければ大変な負担を子供たちに残すことになってしまうので、定期的な点検とシロアリ予防と外壁塗装などのメンテナンスはしておくことが大切だと思います。