シロアリ
住宅診断
環境改善
床下浸水
本日は、台風10号の影響による浸水被害の調査に行ってきました。
玄関先や庭まで水が押し寄せてきたため、床下が心配になり調査の依頼をされたとのことでした。
基礎の通気口の高さまでは水位が達していなかったようですが、床下では土の4~5㎝ほどの高さで水位のラインができているのが確認できました。
床下に水が入ると簡単には乾かないため多湿状態になってしまいます。
多湿になると、シロアリや害虫の温床になり易いだけでなく、結露など建物の劣化を早めることにもなるので、床上までこなかったから良かったということにはなりません。
特に床の断熱材が入っていない住宅は確実に床材の寿命が短くなるので、少しでも早く対策をしてもらえたらと思います。
本日の家では床下の換気や断熱材取付と合わせてシロアリ予防を検討していくことになりました。