害虫・害獣
環境改善
室内発生?室外発生?
本日は焼津市内にある施設厨房のゴキブリ駆除作業に行ってきました。
ゴキブリやハエなどは食中毒を引き起こす病原菌を媒介するとされているため、不快というだけではなく衛生害虫として指定されています。
日頃から清掃し衛生的な環境づくりに努めていてもゴキブリは僅かな隙間や搬入荷物などに紛れて侵入するため、保育所や高齢施設、病院などのように抵抗力が弱い人が出入りする施設などでは細心の注意が求められています。
それでも高齢者施設などでは毎年のように集団食中毒が発生し、酷い場合は死亡事故に繋がってしまうことがあるので、単に害虫駆除という目線ではなく、命を守り安心して暮らせる衛生的な環境づくりを提供することが目的であることを常に意識して取り組ませてもらっています。
今日の施設は調査用トラップにゴキブリの生息が確認されたので、駆除作業だけでなく再発をさせないために生息場所や侵入経路の特定などの調査も行いました。
すると屋外に設けられていたグリストラップに汚泥や異臭があり、蓋を開けるとゴキブリの生息も確認できました。
これでは排水系統から侵入されてもおかしくはありません。
ゴキブリなどの害虫は荷物などで持ち込んで発生するケースと屋外から侵入するケースが考えられます。
より良い環境づくりには、建物内だけでなく周辺環境にも注意を払うことが大切です。