リフォーム
住宅診断
建物定期点検は大事
本日は建物の定期調査を行ってきました。
定期点検では建物に大きな問題を引き起こす原因となる外壁廻りと床下の状態を調査します。
外壁では外壁仕上材のひび割れや塗装の劣化、サイディングなどの変形、繋ぎ目のコーキングなどを診ていきます。
また、床下ではシロアリの発生や水漏れ、配管の錆び、断熱材の脱落、基礎のひび割れなど、建物に甚大なダメージを与える恐れのある様々な事象がないかを診ていきます。
空家が増える中で、建物を良好な状態に維持することは建物の価値を高めて資産とする上でとても大事になってきます。
良好な状態とは、①シロアリ被害に遭ったことがないこと②雨漏りをしたことがないこと、に尽きると思います。
そのためには外壁塗装や内装の張替えなどのメンテナンスはもちろん必要ですが、何より重要になってくるのが定期的な点検になります。
定期的な点検で建物の状態を知ることで、メンテナンスのタイミングなどを計画していくことが失敗しない唯一の方法です。
特に床下などは自分たちで見ることが出来ないので、建築の劣化事象に精通した専門の人に診てもらうことが大切になります。
よく、シロアリ業者や塗装業者などが床下の点検ということで床下を診て、カビが生えているとか、基礎が割れているから直した方がいいと営業をしている話を耳にしますが、建築の資格もなく専門ではないシロウトが多くいるので、ちゃんとした知識をもって、建設業の登録をしているのか?確認をすることが大切です。