害虫・害獣
ネズミ算で増える
先日、ネズミの調査で基礎に設けられている通気口の網が大きく破損していたことや糞などの状況から、ネズミの侵入口になっている可能性が高いと判断できたので出入り口付近に粘着板を設置し捕獲をすることにしました。
本日の点検で状況を確認に伺ってみると、無事に捕獲に成功です。
糞の状況からすると、一匹ではなく他にも出入りをしている可能性があるので安心はできません。
侵入して直ぐに対処すれば良いのですが、ネズミは集団行動をしているので時間が経過してしまうと糞尿などでマーキングを行い仲間意識を高めてしまったり、子供を産んで数を増やしてしまうので、ゆっくり様子をみてはいけません。
ネズミに種類にもよりますが、一般的に数匹から10匹程度で活動しているとも言われてることや、一匹で一年に30匹から40匹程度の子供を産むと言われているので、被害を拡大させないためにも怪しいと思ったら直ぐに対応することが大切です。
因みに、江戸時代の吉田光由という人の著した算術書によるものだそうですが、ネズミのつがいが子供を12匹産んで、毎月、産み続けると一年で276億8257万4402匹にもなるというものです。
あくまでも計算上の話なので実際にはここまでのことはありませんが、どんどん増えて大変なことになることは間違いないので恐ろしいですね