キクラゲ!?
島田市S様から電話を頂き調査に伺ってきました。
息子さんが勝手口を出たところに「キクラゲができてる」と言うのでお母様が見てみると、そのキクラゲには手足がついておりよく見てみるとその正体はアブラコウモリでした。
日本にはおよそ30種類のコウモリが生息しており、その中でも多いのがアブラコウモリになります。
夜行性なので夕方時に活動をするため目にする方も多いのではないでしょうか?
この時期になると活発に活動するので姿が不気味だとか壁などを糞で汚され困っていると毎年のように駆除が出来ないかと多くの問合せを頂きます。
しかし、鳥獣保護法で捕獲・駆除はできず追い出すことや家屋に浸入されない対策をするしかできないのが実情です。
コウモリは噛みついたり、シラミやダニなどが寄生しているだけでなく、体内や糞尿には人間に害を及ぼすカビ菌や感染症を引き起こすSARSウイルスなどを持っている可能性もあるので、もし見つけても直接手では触れないように注意して下さいね。
さて問題のキクラゲは逃がすことになり山の方へ向かって飛んでいったとのことです。
果たして落ち着けるねぐらが見つかったでしょうか?